ここでは僕の山あり、谷ありの闘病生活の中で運命を大きく変えた瞬間と乗り超えられた出来事を時期に沿ってご紹介します
この病気と病気による障害は根性だけでは決して乗り越えられません。どう上手く考えるかが非常に大切だと思いますので参考にしていただけたらと思います。
急性期
心に刻まれた執刀医の先生の言葉
リハビリに向き合う覚悟を持たせてくれたセラピストの先生の言葉
真実を知り、現実を受け止める決意をした
お見舞いには不思議な力がありました。最初、子供帰りした僕は家族が来てくれる事が本当に楽しみでした。そんな状態でも皆さんから頂いた言葉に力を頂きました。本当に感謝しています。
体の麻痺に加え、顔にも重度の麻痺がありました。脳出血を起こすと麻痺側は顔も含めて本当に動きません。回復しても表情が通れないほど辛いものはありません。この体操は本当にオススメです。ちなみに僕はお陰で顔にはほとんど運動麻痺は残りませんでした。余談ですが、麻痺側のウィンクが出来なくなっているのに気付けたのは発症して5年後でした。
血腫除去手術直後は食べるという行為ができませんでした。とにかく何もいらない。病院で出るメイバランスだけで栄養をとっている様な状態でした。これではまずいという状況で脳に食べるスイッチを入れてくれたのが両親が買ってくれたローソンのモチモチロールでした。
30秒前に言われた事も覚えられない状態に加え、左半側空間無視が酷かったので社会復帰なんて到底不可能と思われる様な状態でした。そんな中、家族が探してくれた最初の脳のリハビリです。高次脳機能障害がひどい方にはオススメです。
ここまではなによりも変えがたい特効薬だったのですが・・・
回復期
不安でいっぱいだった僕の気持ちに安心とやる気スイッチをつけてくれました
とにかく不安な時に安心させて頂き、お陰様でリハビリに集中する事が出来ました。
先生も想いでリハビリ、障害、先生と向き合う姿勢が完全に変わりました。
諦めそうな心をひっくり返して頂きました。
周りに気付かれないようにうちに秘めていた思いを吐き出させて頂き、心が壊れずに済みました。
先生方の言葉と想いで始めた日記により現状の把握と今後のリハビリについて困らずに済みました。