自立への第一歩は薬の管理から始まりました
記憶が曖昧な為、薬をシートから都度飲む事は不可能です。未だに出来ません。その為、一回分を一包化にして頂きました。袋には間違えない様に日付、朝夕食後を区別のラインマーカーを引いて頂き、一眼で区別が出来るようにして頂きました。さらにそこに独自の工夫を加え、自分で忘れず飲めるように訓練をしました。自立の練習はここからスタートしました。
①まずは障害者施設に入所の時に毎朝1日分の薬を貰います。
②しばらくすると自分で職員さんの所へ取りに行く練習をしました。
❇︎飲み忘れの無い様に1日分を袋に入れて管理しました。飲んだ後の一包化の袋は夕食後の服用が済むまで袋に入れておきます。
③夕食後の薬を服用したら朝、夕の空袋は空袋用のケースに入れます。飲み忘れと飲んだかどうかの不安で再度服用するのを防止する為、空袋は最低でも一週間は保管します。
④1日の管理が出来るようになると今度は一週間の管理をはじめました
❇︎曜日毎にカットした薬を入れて置き週間毎に管理しています。
⑤一週間の管理が出来る様になると今度は処方箋通り受け取りました。一週間毎のカットをした管理だと最終日の翌日がないという事が起きてしまうので1ヶ月単位でカットして保管しました。こうする事で薬があとどのくらいあるのか把握出来の見忘れを防ぎました。
ここまでやっていても普段の生活のルーティンが崩れると未だに服用を忘れてしまいます。