リハビリで大切な事その3 守る
守るとは 色々な意味があります以下を参考にして下さい。
回復への近道は継続です。
僕の場合ですが、発症した年の年末年始の5日間の外泊でOTの先生から今の状態を維持する為外泊中に本来なら朝晩一日二回でいいから毎日やってほしいリハビリ体操があります。難しいようならせめて間の31日、1日、2日の一日一回だけでも良いからやってと教えて頂いたリハビリを九年たった今でも一日と欠かさずやり続けています。
守る1 セラピストの先生、主治医の先生との約束を守る(自主トレの継続)
リハビリが進むと通常のリハビリ以外の空いた時間にやって欲しいリハビリを教えて頂きます。
このリハビリはそれぞれに合わせたメニューとなるので後の回復にかなり影響が出ます。
守る2 セラピストの先生、主治医の先生との約束を守る(自主トレの内容)
教えて頂いた事はできるだけ正確にやりましょう!!
せっかくやっていてもポイントがずれてしまっていたり、悪いやり方をしてしまったりする事があります。また、結果がすぐに出ないことからやり過ぎてしまう事があります。そうならない為のも棒人間のイラストを入れてやり方、ポイント、注意点を出来るだけ細かく教えて頂いたリハビリ終了直後に自主トレ帳等を作り、メモに残す事をお勧めします。いつのメニューか解るように教わった日付、先生の名前も残すと後々意味あるものになります。
守る3 セラピストの先生、主治医の先生との約束を守る(生活のリズムの管理)
この病気のリハビリは精神的ダメージが大きいことから色々とサボりがちになってしまう方が多いようです。その為、就寝時間、起床時間の崩れ、リハビリの間の時間の管理をしっかり行い、生活のリズムを先生の指示の通り整える事が大切です。
守る4 セラピストの先生、主治医の先生との約束を守る(食事の管理)
全ての欲求が絶たれ、出来てしまう事が食べる、飲む行為です。体重が増えればリハビリに影響してきます。また、原因によっては再発のリスクも伴い、てんかんの原因にもなります。
まぁいいかという気の緩みが自分を地獄へと落とします。
なぜなら入院中出来ない人間は退院後に塩分を取り過ぎたり、お酒を飲んだり、タバコを吸ったりするのでご注意をして下さい。
療養中、数人にあったのですが、一回目は症状が軽くて障害はほぼなかった為つい先生との約束を破ったせいで再発してしまい重度の障害を負ってしまった方もいました。
また、体重が増え過ぎたせいで車椅子から立てなくなり、リハビリの継続が困難になった方もいました。
どうぞご注意下さい!!
守る5 セラピストの先生、主治医の先生との約束を守る(やって良いこと、やってはいけない事)
人間欲が出るものです。セラピストの先生、主治医の先生に正確に伺い、何が良くて何が悪いか伺いましょう!一つ例を挙げるとやり過ぎに注意!!やり過ぎた所で改善は速くならない。筋トレに注意!!間違った事をすると体か歪んだりせっかく受けたリハビリに悪い影響を与えます。
守る6 セラピストの先生、主治医の先生との約束を守る(挑戦)
セラピストの先生、主治医の先生のご指導の下、少しずつ挑戦する事が改善への近道です。
発症して何も出来無かった所からリハビリをして月日が経つ事で自分でやってみて下さいというタイミングが必ず出て来ます。
例として
- ご飯を食べる。歯磨きをする。顔を拭く。
- 上着の着替え、ズボンの着替え、同じ着替えでも上と下、上着と下着では難易度が違います。
- 尿瓶を使う。尿器を使う。トイレに行く。一人で洋式トイレで用を足す、小便器でおしっこをする。
とこんな感じです。出来ないと思えばそこで改善は止まります。
注意点ですが、これは無理をしなさいという事ではありません。セラピストの先生、主治医の先生のご指導の下で無理をせず、注意して正確に行う事が大切です。失敗して怪我をすれば後戻りしてしまいます。知り合いお方は転倒し大腿骨の入れ替えの手術を受けました。
守る7 無理をしない事を守る
改善が進み、出来ることが増えると自分の限界を忘れてあとちょっともうちょっとと無理をしてしまいます。体調を崩す原因となるので気を付けましょう!!