急性期の病院で知った事実と現実
血腫除去術後数日して執刀医の先生とお話をする機会がありました。
僕の脳出血は出血の原因が確認出来ないほどの大出血で先生でもなんとか助ける事が出来て本当に運が良かったという事を話してもらいました。
普段仕事中にタバコとコーヒーで生きていた僕はなぜかこの時、次タバコ吸ったらどうなりますかと質問してしまいました。先生は僕の目を真っ直ぐ見て今回は運良くどうにか助ける事が出来たけど、もし次一本でもタバコを吸って何かあったら先生助ける自身ないな、言ってる意味わかるよね。と言われました。
この日を境にタバコの三文字とそれに付随する施設へ行くという事が僕の中から消えました。
心に刻まれた約束
umeくんの出血はとにかく大きかったんだ。いつてんかん発作が起きてしまうかわからない。だから先生と三つの約束をしよう。と言われました。
約束の内容は
- タバコは一生吸わない。(副流煙も出来れば吸わないで欲しい)
- お酒は最低二年飲まない。(必要がなければ当分の間は飲まない)
- 一日八時間は必ず寝る。
この三つを守ってくれたらてんかん発作が起きないと約束する。守れるかな?と言われました。
この日からタバコとお酒の存在が人生から消え、夜の番組を見る事はなくなりました。
先生の眼差しと言葉の重みのお陰で脳出血患者の陥りやすい生活リズムの崩れが防げ、8時には寝て5時、6時に起きる人生が始まりました。これが全てのリハビリ生活の基本となりました!
僕は最初にしっかりした生活のリズムを整えた事で一度も眠剤を飲んでません!
生活のリズムを崩さない。簡単な様で最も難しい回復へのポイントです。
早く回復をする為の1番のポイントです