回復期でやった事 回復期で運命を変えた言葉の力

心を動かした回復期STの先生の言葉

投稿日:2012年7月26日 更新日:

強がらなくていいんだよ。先生でよかったら話してね。

転院して少し経ち、全てを悟り、現実と向き合うことになっていました。大切にしていたものを手放し、大切にしていた人の気持ちが離れている事を知り、障害の改善が考えていた様に進まない状況で焦り、過去の行動への後悔、先がわからない不安で苛立ちが出ていました。誰が悪いわけではない。発散する手段がない。心が少し壊れかけていた時でした。

平気な様に振る舞わなくて良いんだよ。この状況を経験して平気な方が異常なんだから。我慢すると本当に壊れちゃうよ。誰かに言えなければ先生で良かったら話してくれて良いからね。

心理の時間にリハを受けた後相談に乗って頂き、受けたアドバイスを実施しました。その一つがどんな細かい事でも日記を書く事でした。大切な物を手放す、大切な人の気持ちが離れる事は解決できなくても日記を書く事で障害の改善への焦りが取れました。話す事で過去の行動の後悔はなくなり、先に対する不安の苛立ちも薄れていきました。先生にかけて頂いた言葉にどれだけ救われたかわかりません。先生のお陰で心の崩壊は免れました。

心の状態がリハビリにすごい影響を与えたと改めて今思うと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

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